戸田光太郎の2000年日記

2000年3月1日

２０００年
３月１日（水）

　シンガポールとようやくＥメールできるようになった。
　予定表が届く。ロンドンを土曜日の夜に発って到着が日曜日の夜。翌月曜日の
午後からミーティングが入って７日午後と夕食のミーティング、そして８日の午
前中のミーティングが決まっているという緩やかなスケジュールだ。どうせその
場でどんどん変更になるのだろうが。そこまでは顎・足・枕付きで、９日と１０
日は自腹の自由時間。虻蜂取らずになるので東京行きは今回断念した。帰英は
１１日午後の便で到着は同日夕方。
　東京と交信。情報収集して送る。
　禁酒再開ようやく二日目の今日はジョギングする。太陽のない寒い国から南国
に行くので、三日坊主特有の泥縄の体作りである。
　走りながら来週の作戦を練った。シャワーを浴びて紅茶を飲み、交信と作文と
読書。
　柴田直美著｢マレーシアにんげん事情｣読了。○。マレー人（イスラム教）、中
国人（道教）、インド人（ヒンズー教）が併存する他民族国家を主婦が日常的な
視線で捉えた感じのいい本。
　好対照が続いて読んだ松田道弘著｢上級をめざす英会話｣。△。この著者の落合
信彦にも通じる空手部的キャラクターは余り好きじゃない。表で見ると自分は彼
の｢英語道｣の五段から六段の間くらいにあると思う。甘いかな？ 僕の知り合いの
通訳やＢＢＣワールドの同時通訳の人などは、どう考えてもここには書いていな
い六段から先、十段くらいを優に超えていると思う。僕はそこまでの努力は放棄
している。せいぜい六段どまりでいいや。

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