戸田光太郎の21世紀日記 2002年

2002年5月8日


2002年
5月8日(水)


約20年ぶり(もう黄金期の『ブルータス』連載時期からそれほどの時間が経つので
ある)に村上龍の『テニスボーイの憂鬱』を通勤時に再読し始めた。未だに面白い。
やはり村上龍の書いたものはここ20年間、我々の人生に見えない影響を与えてい
る。僕は『限りなく透明に近いブルー』が芥川賞で文春に掲載された時から追いかけ
て、「群像」に載った『海の向こうで戦争が始まる』と「プレイボーイ」に載った
『ニューヨーク・シティーマラソン』と、そこから先、ほぼ彼の作品を読んで生きた
わけだから四半世紀を越えている。
早目に出社。
明日から二日ほどでフィリピンとインドネシアを駆け抜けるので、強烈な忙しさ。午
後ブギス方面で立て続けにミーティング二つ。
帰社してまたミーティング。もう5時半だ。時間がない。が、パワーポイントのプレ
ゼンを作って、週間レポートをでっち上げる。疲れた。明朝はマニラに飛ぶ。









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