戸田光太郎の21世紀日記 2001年
- 2001年8月10日
2001年
8月10日(金)
- 起きてリエと散歩。
隣に系列のアマンダラとかいうホテルがあるので偵察する。
僕はチェディの藁葺屋根がお気に入りだが、こちらは神殿みたいな造りで豪勢
だ。
独立した各バンガローには離れがあり、座布団と座椅子みたいなものがあって、
海をみながらリラックスできるようになっている。
AWAKENと名付けられたマンゴジュースのカクテルにコーヒーを二杯。海の
見渡せる高台だが、値段も高かった。
浜辺をチェディまで戻る。
ビーチタオルを借りて海岸へ出た。
パラソルの下、波音を聞きながら、ビーチ・チェアで読書。
時々泳いでみた。
波は荒い。
昼はホテルのレストランからプールと海を見下ろして食事。
ハンバーガーとチキンのカレーとサラダ。
また浜に降りて、ずーっと一日浜で過ごした。
潮風が気持ちいい。
浜には数人の子供の物売りがのんびりとビールや飲料水を売っている。顔立ちの
いいお姉さんは子持ちだった。彼らから買うとビールは60バーツ。ホテルでは
120バーツ。隣の豪華なホテルだと同じビールが240バーツになる。
浜辺には制服姿のマッサージおばさんがいて、リエと二人で600バーツで揉ん
でもらった。
かなり丁寧で、しっかりやってくれる。
「ああああああ、気持ちいいいい!」と日本語でウメいてしまう。
浜辺のマッサージ、最高だ。
夕陽になったので上のテラス・レストランでフルーツ盛り合わせと牛肉入りのナ
シゴレンみたいなものと白ワインを。
部屋でMTV東南アジア局を見ていると、ほとんど自分の手掛けた仕事だという
ことに気付く。
うとうとしていると電話が鳴った。
ホテルのシャトル・バスがパタン・ビーチに向かうのだ。
睡魔を押して乗った。
乗客は白人ばかり。
リエはショッピング・センターでジーンズを買った。
ニットの上も買う。
路地を歩き回った。
ムエタイ(キック・ボクシング)も見る。見世物っぽくて駄目な奴だった。沢村
忠のことを何十年ぶりかで思い出した。真空飛び膝蹴り、なんて、もはや誰も知
らないだろう。
時は流れる。
オカマ屋台バーの密集する猥雑な地帯で踊り狂うオカマ集団に紛れて飲んでいる
と大雨となった。ビニールの屋根が降ろされ、オカマが寄ってきて、写真を撮ら
れてしまった。
1000バーツを払えというので徐々に交渉して500バーツまで落として面倒
になり(彼らが汗臭くて忍耐が緩んだ)、買い取った。
小降りになったのでシャトル・バスに戻ると、既に全員集合していて、半分は居
眠りしていた。
部屋に戻ってシャワーを浴び、電話をするが、ルームサービスなるものは存在し
ない、と知らされる。仕方ないのでマギーのヌードル・スープを腹に入れた。
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