戸田光太郎の2000年日記

2000年3月13日

２０００年
３月１３日（月）

チェックインする時、グランドホステスに横二席をブロックしてくれないか、と
言いながら数々のジョークと最大限の笑顔を交えてお願いしたら、叶えてくれた
ようだ。
やるべきことをやり終わって、隣りに空席が二つあって、無料の酒がいくらでも
飲める。
シンガポールの民族衣装を着たスチュワーデスにシャンペンを２杯注文して、更
におかわりして睡眠ハーブ薬を飲んだ。
非常に幸せな気分だ。
目覚めると成田、朝６時だった。
体が軋む。
京成スカイライナー駅へ出ると、｢モーニング･ライナー｣というのが７：５０まで
ないのに失望した。こんなことなら空港構内に残って旨いコーヒーでも飲んで
ゆったりしておけば良かった。
寒々しい駅で暇を潰して上野の｢ソフィテル｣にチェックインしたのが９時半だっ
た。
バスタブに浸かり、洗濯し、スーツとシャツをホテルのランドリーに出してか
ら、Ｔ社へ向かう。
手紙やファックスやＥメールをしたり、電話を掛けたりと、Ｔ社のファシリ
ティーを活用させて頂き、東京での予定を各所に確約した。
昼食はＮ社長とＮ副社長とＭさんで階段の下へ。
Ｍさんはニューヨークとのやりとりで痺れている。
事務所に帰ってずっと仕事し、夜はＴ社のＮ社長とＮ副社長とで麦飯と牛タン。
旨い！
部屋に帰ってから、ミニバーのウィスキーを次々に飲み干し、日本にいることが
嬉しくなって近くのコンビニに行って焼き蕎麦ＵＦＯと肉マンを買って食べる。
ああ、愛しの我がニッポン！
この気持ちは日本在住の日本人には分かるまいな。

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