戸田光太郎の2000年日記

2000年3月28日〜29日

２０００年
３月２８日（火）

シンガポールへのチケットの手配が長引いている。
アメリカの映画会社の件で東京から連絡あり。
遂にシンガポール往復のチケットも手に入る。今回はリエと二人分だ。
３月３０日から４月１０日までロンドンは留守にする。
昼はモヤシとコーンビーフで焼き蕎麦、夜はカレーを作る。このカレーが大ヒッ
ト。
バターと茄子とオクラと玉葱と牛肉とトマトと鶏スープストックと大蒜と生姜と
八種類の香辛料と小麦粉と醤油とソースと塩を微妙に組み合わせた。傑作。
ハーブ･サラダとキャンティで。

３月２９日（水）

シンガポールの会社から雇用契約書がファックスで届く。条件は良くなった。往
復チケットと最高２週間までのホテル込み、というのは粘った交渉で得たもの。
またもや、たった一人の日本人社員となる。しかも今度は日本企業や日本とは関
係のない仕事だ。５月の１５日くらいには働き始めるだろう。業界こそ同じだ
が、違う国、異なる文化、広大なマーケット、新しい職場の新しい仲間、そうい
うことが４２歳にして一度に始まってしまう。おっと、シンガポール旅行中の４
月４日には４３歳だ。
明日の夜に旅立つ。到着が金曜日夜なので、先方のＨＲ（ヒューマン･リソース＝
人事部）と会って契約書を交わすのは月曜日、４月３日だ。

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