戸田光太郎の2000年日記

2000年4月1日

2000年
4月1日(土)

僕が起きるとリエが寝ていたり、リエが起きると僕が寝ていたり、で、時差ぼけ
は二乗された。
二人同時に起きたのが、何と18:00。辺りは暗くなりかけていた。いやはや
一日をほとんど寝て過ごしてしまった。呑気な一家である。
とろとろと歩いてチャイナタウンへ行った。非常に活気ある店に入る。若者が数
名で来てテーブルを囲み、粥を突ついて魚や肉を食べているオープンスペース
だ。むんむんしている。
仕組みがわかった。テーブルの番号をレジに告げて注文をし、湯気の立つ厨房か
ら料理がテーブルに運ばれてくると現金清算する。すごいスピードで効率がい
い。が、欧州のようにおっとり食べていられるものではない。
僕は豚レバー炒めと鴨麺。リエはピータン粥。僕の鴨麺は「美味しい、美味しい」
とリエに拉致された。僕はタイガー・ビールでピータン粥を食べた。旨い。
そこから歩いて、汗だらだらのまま前回試したタイ式マッサージの店「マッサー
ジ・オーセンティック」に行く。古方泰式及花香油按摩、と謳ってあるのは漢字だ
けで意味がわかる。タイ式マッサージとアロマ風の足マッサージの意であろう。
個室で変形浴衣に着替えた二人並んで二人の中国人女性からコブラツイストのよ
うなものをかけられたりして関節をごきごきいわせる曲芸マッサージを受けて
ヒーヒー言う。二人で30分S$56。3000円ちょい。
「次はもっと大人しい普通のフット・マッサージがいい」とリエ。
タクシーを拾ってオーチャード通りの高島屋へ行く。
高島屋は、英国はもちろん、日本とも違ってシンガポールではプレゼンスが高
い。ロンドンのハロッズみたいな存在だ。上階の丸善には拙著が入荷していた。
買おうとして、やめる。買っておくと、名刺がわりになって便利なのだが、今回
は日本人に会う予定が全く無いことに思い至った。
その下の紀伊国屋は巨大だ。欧州のように日本の書籍の価格が2倍3倍しない。
2割り増しくらいだ。新刊本は少々高いが欧州ほどではない。日本が近いという
ことか。
オーチャード通りは堂々たるもの、パリのシャンゼリゼに似て立派だ。中華系百
貨店や巨大書店「ボーダーズ」などを覗き、地下鉄MRTオーチャード駅からホテ
ルに帰還。
18:00に目覚めた割には活動した。





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