戸田光太郎の2000年日記

2000年4月21日

２０００年
４月２１日（金）

イースター１日目。
昨日のインタビュー原稿を書く。
納豆と大根おろし、大根の味噌汁、卵焼き、という正統派の朝食を作る。
読書。エッソとシティ･コープで活躍した八城政基著｢ＭＢＡ講義｣。○。これは非
常に面白かった。欧米流と日本的経営の違い、など。
夜、勉強に疲れたリエとスイス･コテジに行って映画を見る。
｢Holly Smoke｣。△。ハーヴィー･カイテルが出ているので期待したが、外れた。
わけのわからない話である。｢タイタニック｣のヒロイン、オーストラリアの女の
子、ケイト･ウィンスリットがインド旅行中、宗教にはまってしまい、そういう心
理状態から脱出させるプロのハーヴィー･カイテルが雇われる。が、ケイトは完治
したものの、ハーヴィーはケイトの虜となり、女装してオーストラリアの砂漠を
転げまわる。なんだこりゃ。ハーヴィーは、こういう役者だけが楽しい役をエン
ジョイしたことだろう。僕は同監督の思わせぶりな｢ピアノ･レッスン｣も嫌いだっ
たから、これも肌が合わなかった。
ＫＦＣとキャンティとシーザース･サラダ。
原稿が終わったので東京の編集部にＥメール。
食後は単行本の原稿手直し。

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