戸田光太郎の2000年日記

2000年4月22日〜24日

２０００年
４月２２日（土）

飲んだくれていた。と思う。記憶にない。
ぼろぼろ。

４月２３日（日）

リエのレポート添削を英国の老人がやるのだが、このオヤジ、論文添削の実力は
あるのだが、スケベだというので僕も同行を求められる。
家はアーセナル方面だ。
僕がスーパーバイズしているので今日のオヤジは真面目である。
彼女は八時間通して添削してもらい、僕は料金を払った。
狭い部屋に閉じ込められ、非常に疲れる一日だった。

４月２４日（月）

リエと散歩。
リージェンツ公園の花壇が見事だった。
中華街でヤムチャする。
英語のビジネス本を読み倒す。その間リエはレポートの書き直し。
ようやくリエのレポートが終わったのが２３：００過ぎ。オックスフォード･サー
カス近くの２４時間営業オフィス｢キンコーズ｣でプリントアウトすることにな
り、夜遅いので彼女の作業に同行する。
｢キンコーズ｣日本の社長Ｎさんは僕の勤めていた昔の会社の先輩である。テニス
気違いで、確か、その縁で社長に就任したのだ。
ロンドンには｢キンコーズ｣が現在６件ある。
夜中に働いている不思議な人種がいる。恐らく建築デザイナーや編集者やファッ
ション関係の人間だ。こんな遅くにページをＤＴＰしていた。
家にタクシーで帰ったのは午前２時。
駄目だ。何もしないで一日が過ぎていく。いや。二日過ぎた。助けてあげたいけ
ど、リエの論文に付き合ってあげるのもこのくらいにしないと、収入に響く。
明日からは自分の原稿に集中したい。そっちはアカデミックな価値はゼロだが、
少なくとも金を生む。

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