戸田光太郎の2000年日記

2000年6月2日〜3日

２０００年
６月２日（土）

香港のハイアットでだらだらしながら中川昌彦著｢仕事のコツ｣がどうのこうのと
いう本を読む。×。つまらん。なんだい、こんなのは俺でも書けるぞ。
チェックアウトしてタクシーでスタンリーに行く。途中の湖だか海だかの眺めが
美しかった。
タクシーから降り立つと、暑い。繁華街の一角で中華を食べた。
香港チャイニーズの無愛想な態度が面白い。相席した男二人が言葉を交わすでも
なく、互いにそっぽを向いているくせに、片方がコーラを注いでやったり、もう
片方が煙草の火を点けてやったり、やはり仲が良いようなのだ。
西欧風の愛情表現というものがあり、また、東洋風の愛情表現というものがあ
る。愛情に変わりはない。
スタンリーは白人が多い。
高台から海を眺めてからタクシーで香港島のハイアットに戻り、上階から見える
素晴らしい九龍半島の眺めをもう一度満喫してからタクシーで空港エクスプレス
に行き、シンガポールへ向かった。

６月３日（日）

目覚めてからホーカーズで食事する。
プールで泳いでから読書。
また恥ずかしい本を読了。中田耕治著｢勝ち残るリーダーシップ｣。○。中川氏の
本よりいい。参考になる。
部屋で月刊誌のエッセーを書いてメールする。
買い物に出掛け、また泳ぎ、読書。
石川好著｢孫正義が吹く｣を読む。どうもこの石川氏にはうさん臭いものを感じて
いるのだが、この本は孫氏のキャラで読ませる。△。
僕のコンドミニアムでの週末は、リゾートに来ているような気分になれる。

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管理人より

ここ数週間、戸田氏は香港に続き、インド各地を転戦する強行スケジュールをこなすなど、多忙を極めていたようです。日記の更新が滞っておりますが、どうぞ気長にお付き合い下さいますよう、お願いいたします。（ところで中川さん、著書を酷評されてますね。(^_^;)

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