戸田光太郎の2000年日記

2000年8月18日〜20日

２０００年
８月１８日（金）

会社の皆は、なんだかダレていた。
夜、日系企業の翻訳バイト帰りのリエと待ち合わせて日本料理屋｢本陣｣へ。
おつまみ系中心にビールと日本酒。

８月１９日（土）

朝、リエの目が開かないというのでタクシーを拾って日系クリニックに行く。
診断は結膜炎。
オーチャード通りの｢スウェンソン｣でリエはスパゲッティ、僕はハンバーガーに
ビール。
彼女は医者にアルコールを禁じられたのでライムジュースとサラダ。
帰宅してからリエはプールの傍で読書、僕は納豆と味噌汁というシンプルな夕食
を作る。
そして、旅支度。
また週末、留守になる。
夜１９：５０のカンタス航空便でインドのボンベイに向かう。
同行したのはボンベイ出身の調査部のインド人女性Ｓと香港チャイニーズ嬢Ｉと
カナダ人Ｊ。
Ｊはハンサムな白人青年で、いつもニコニコしている。ちょっと前までアメリカ
系飲料メーカーでマーケティングをしていた。今は僕の勤務するテレビ会社に関
連したドットコム会社で働いているのだ。彼と迎えのタクシーを一緒に乗ったの
で会話した。彼はカナダで生まれで３歳の時に香港に移住した。父親がカナダの
老舗金融会社の人間で、日本にも８カ月駐在してから香港に行き、家族を呼び寄
せたのだ。以来、Ｊはずっと香港に住んで、満足している。一時期、大学の時、
彼は故郷のカナダで過ごしたが、｢天気もひどかったし、もう、いいやって感じ｣
だという。
アメリカ系飲料メーカー時代にはベトナムに一年いたという。
まだ２４歳だというのに、まあ、色々と経験しつつ、明るい人間である。

８月２０日（日）

ボンベイの高級ホテルでごろごろして読書。
１３：３０にはチェックアウトしてボンベイ空港から国内線でゴアに飛ぶ。
ゴアからは更にバスに揺られて１時間。リゾート・ホテルに到着する。
風呂に入り、打ち合わせして、アジアの各地から集合した同僚とお迎えドリンク
に出席。
ビュッフェ形式の夕食後、炎のリンボ・ダンスで盛り上がって、めちゃくちゃに
飲む。
僕はこんなことをギリシアのキプロス島、ポルトガルのファロやフランスやスイ
スのアルプスでも繰り返してきた。
いつまで続くのだろう？

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